トンガ王国で採れるもずくの凄さ


 

トンガ王国で採れるもずくの凄さ

日本で摂取されるもずくは9割以上が沖縄産の養殖もずくである
と言われますが、南太平洋のトンガ王国で採れるもずくは、水質
の良さからフコダインが豊富に含まれた天然もずくで、ますます
需要が高まる兆しとなって
きています。

 

トンガ王国は、南半球ポリネシアにある国でフィジーとクック諸島の
間にある国です。
サンゴ礁に囲まれた美しい海が印象的です。   

170もの島から成りますが、人が住んでいる島は、
約40の島で、人口は10.4万人。
その7割がトンガタブ島に住んでいます。

 

「ガリバー旅行記」の巨人国のモデルはトンガではないかと言われる程、大柄な人が多く、性格もおおらかで優しいと言われます。
かつてキャプテンクックが上陸した時、島民たちの温かいおもてなしに感動し、トンガを「フレンドリー
アイランド」と呼んだことから、今でもそれがトン
ガの別名になっています。

 

トンガの産業は、観光と農業で主な産物は、かぼちゃ、バナナ、ヤシ油やコブラ、魚類を輸出して
いる国です。

 

 

トンガと日本の意外な結びつきって?
それは、何と「そろばん」なんです。

 

青年海外協力隊や日本のNGOの活動により、日本語教育やそろばんが
普及し、30年以上も前から、小学校ではそろばんの授業が行われるように
なりました。そろばんは全国コンクールが行われるほどとなっています。

 

また、相撲やラグビーにおいても、トンガと日本では交流があります。

 

 

そんなトンガ海域で採れるもずくは、日本で採れるもずくに比べて、ミネラル
成分が非常に豊富に含まれているのが特徴です。

 

美しいサンゴ礁に包まれた海の中で潮の流れを受けながら育まれたもずく。

 

時に厳しい自然の中で自ら傷を補修しながら、強い太陽の光にも負けずに
育ったもずくは力強い生命力とともに、バリアとなる免疫力をも持ち合わせて
おり、フコイダンはその力を受けついでいます。

 

粘りの成分が自らの細胞を、より密着させ結束して外の刺激や細菌の侵入を
防ぐ力となり、大きな役割を果たすことになるんですね。